左から、福井県土木部 副部長 三田村様、理事 岩男様、部長 平林様、副部長 北川様、課長 寺井様、課長 白崎様、参事 竹澤様、主任 高間様、福井県板硝子商協同組合 事務局長 中石氏、AGW事務局長 山岸様、当社代表 大壁、当社顧問 増永氏。
2025年7月14日、一般社団法人住宅開口部グリーン化推進協議会(以下AGW)の山岸事務局長が福井県を訪れ、住宅の省エネ化に向けた取り組みの視察および行政機関との意見交換を行いました。
AGWは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、住宅の省エネルギー化や快適性の向上を目的に、開口部の省エネリフォームをはじめとした調査・研究・政策提言・普及啓発活動を行う団体です。当社代表の大壁はAGW西地域副部会長を務めており、今回の訪問において山岸事務局長を福井県内の関係機関へ案内しました。
まず福井県庁を訪問し、平林土木部長をはじめとする県職員8名と面談を実施。山岸事務局長より、窓断熱補助金継続に向けた国への働きかけや、新たな資格制度創設の検討状況などが紹介されました。県側からはAGWの取組への高い関心と、県民への窓断熱訴求に対する前向きな姿勢が示されました。
左から、福井工業大学 経済情報学部 阿部准教授、AGW事務局長 山岸様、当社代表 大壁。
続いて、福井工業大学を訪問し、阿部准教授と面談。共同研究の概要や目的について説明を受けました。さらに、研究フィールドである一棟貸し民泊施設「Zen Stay 春山」を視察。室温センサーの稼働状況や、当社が開発した窓断熱製品「マドウェア」の紹介を行いました。山岸事務局長は現場の取組に深い関心を示し、AGW会員への取り組み紹介など、今後の協力に向けた前向きな意向が感じられました。
今回の視察を受け、9月24日に福井県板硝子商協同組合主催のセミナーを開催する予定です。当日は山岸事務局長および阿部准教授が登壇し、共同研究の成果や住宅省エネに関する最新動向について講演を行っていただきます。
産学官が連携して住宅の脱炭素化を進める動きが、福井からも本格的に始まっています。今後の展開にぜひご注目ください。