2025年6月4日、福井県立大学にてキャリア形成をテーマとした授業を実施し、弊社代表取締役CEO 大壁勝洋と専務取締役 橋本理奈がゲスト講師として登壇しました。福井県内の企業活動を通じた職業理解を目的とし、全学部・全学科を対象に、1年生約120名が参加しました。
講義では、当社の事業紹介やEC部門の取り組みに触れながら、実際のビジネス現場のリアルとして、企業経営にかかる費用構造や役職と責任・報酬の関係、販売管理費など、会社経営の裏側をお伝えしました。学生たちは、そうした経営の実態に大きな関心を寄せていました。
また、大壁からは次のようなメッセージも伝えられました。
「大学時代には多様な人との関わりを大切にしてほしい。大学生の間に決算書や経営者の考え方に触れたうえで、自分の価値観に合う企業を選んでほしい。数字や知名度だけで会社を選ぶのではなく、"想い"を持って選ぶことが、将来を見据えたキャリア形成につながる」。
授業後には、次のような感想が寄せられました。
- 決算書には会社の方針や経営者の考えが表れると知り、読み解く力を身につけたいと感じた。
- 社名や待遇よりも、「誰と働くか」という視点が大切だと学んだ。
- 責任と報酬の関係から、役職ごとの覚悟や責任の重みを実感した。
- ECやBtoCtoBなどのビジネスモデルを学び、企業の仕組みをもっと学びたいと思った。
- 経営者の熱意や地域への思いに触れ、地元企業への関心が高まった。
福井県出身者が県内で就職する割合は約半分といわれています。県外就職も選択肢の一つですが、給料や知名度だけでなく、地元企業の魅力も知った上で、自分の将来に真剣に向き合ってほしいと願っています。
OOKABEグループは、福井の若者たちに企業の魅力や働く意義を伝え、県内就職率の向上と未来の人材育成に貢献してまいります。