2024年11月7日、若者の活動を応援するセミナールーム『FWI Studio』(運営:株式会社FPEC)にて、元福井テレビアナウンサーで現在はフリーアナウンサーとして活躍中の佐橋嬉香さんを講師に迎え、当社従業員に対し、自信を持って話すためのスピーチ力を高めるセッションを開催しました。
前半は「メンタル編」として、「滑舌が良いと好印象を与えやすく、適度な声量は相手を納得させる助けになる」といった、人前で話す際の心構えについて学びました。参加者が冒頭に行った自己紹介について、佐橋さんからアドバイスいただき、その場ですぐに実践。30秒程の自己紹介が劇的に変化し、的確なフィードバックに深く共感していました。
後半は「テクニック編」として、発声や滑舌の練習を行いました。腹式呼吸や短文の早口言葉のトレーニングを通じて、声の出し方や滑舌を改善することに取り組みました。練習直後の大きな変化に、参加者たちからは驚きの声があがり、「滑舌が悪く情報が伝わりにくいことが悩みだったが、このセッションを通じて課題を克服できる自信が持てた」と話す参加者も見られ、トレーニングの成果を実感しているようでした。
最後に、講義と実践で学んだことを活かして「福井の自慢グルメ」をテーマに1分間のスピーチに挑戦。佐橋さんからのフィードバックを受けて、その場で改善を図り、スピーチに取り入れていました。
参加者からは「人は“なぜ”に共感をするので、感情をこめて主観的に話すことで、より相手に伝わるスピーチができる、という部分がとても参考になった」「なぜそれが好きなのか、を伝えることで自分の思いがより相手に伝わることを実感した」などの声があり、今回のセッションを通して「『なぜ』を伝えることの大切さ」を学びました。
Q.今後、業務に活かしていきたいことは?
- 上司や同僚に説明を行う際、聞き取りやすい発声を意識し、はっきりとした話し方を心がけたい。
- お客様に提案をするとき、ただ商品の特徴・メリットを伝えるのではなく、「なぜ」その商品をそのお客様に使ってもらいたいのか、具体例を出すなどしながら話すことでより良い接客につなげたい。
- 常に、なぜお客様はこの商品を希望しているのか、なぜ納期を急いでいるのかを意識し、「なぜの深堀」を大切にしている。まさか話し方でも「なぜ」が大事だとは思っていなかったので驚きだった。はきはきとした話し方で、「なぜ」の追求を大事にしていこうと思った。
このセッションを通じて、参加者たちはスピーチにおけるメンタル面の強化や発声・滑舌の技術、伝えるために大切なことを学び、人前で話す自信をつけました。OOKABE GLASSグループでは、社員の成長・チャレンジを応援する取り組みを行っています。今後も一人ひとりの成長のため、社員の育成に尽力してまいります。