福井県板硝子商協同組合が建材デッドストック無人販売ストアをオープン|OOKABE GLASS株式会社

福井県板硝子商協同組合が建材デッドストック無人販売ストアをオープン

2024.11.07

福井県板硝子商協同組合(理事長:OOKABE GLASS株式会社代表取締役 大壁勝洋)は、デッドストックの廃棄を減らす取り組みの一つとして、建材デッドストックを再流通させる無人販売ストア『Sustainable Capitalism Store(SCS)』(以下SCS)の運営を始めました。
 

デッドストックの廃棄削減とサーキュラーエコノミーへの挑戦

SCSとは、建材デッドストックを一般の流通価格よりも安価(50%OFF〜)に提供する無人販売ストアです。デッドストック品だからこそ、普段はあまり見かけないようなユニークな種類や形状のガラスや鏡が並ぶことがあり、訪れる方には思わぬ発見や出会いがあるかもしれません。商品のお支払いは、QRコードを読み取り、専用アプリを通じてクレジットカードで行います。

SCSが誕生した背景には、建材業界において避けがたいデッドストックの問題があります。建材は建物の設計に合わせて発注されますが、発注ミスや設計の変更により、やむを得ず使用されない新品の建材が発生します。

このような未使用の在庫を「デッドストック」と呼びますが、多くの業界で毎日多数のデッドストックが生まれ、大量の廃棄を招いています。ガラス窓を専門とする私たちも例外ではなく、福井県板硝子商協同組合ではこのデッドストックが避けられない課題として認識し、廃棄を減らす解決策のひとつとしてSCSの運営を開始しました。

店舗名を「Sustainable Capitalism Store(SCS)」としたのは、持続可能な資本主義の在り方を体現したいという思いからです。デッドストックを資源として循環させることで廃棄を減らし、持続的に社会へ貢献する新しい資本主義の形を提案しています。
 

窓断熱体感ルームを設置

SCS内には、「窓断熱体感ルーム」が設置されており、県民の皆様が実際に断熱窓の効果を体感できるスペースとなっています。断熱性の違いによる室内環境の変化を体感することで、その効果や機能について深く理解していただけます。
※窓断熱体感ルームのご利用には予約が必要です。
 

◆SCSへのお問い合わせはこちらから
福井県板硝子商協同組合
電話:0776-54-4557(OOKABE GLASS株式会社内)
https://ffgc.jp/scs/

【SCSの所在地】
福井県福井市中央1丁目12-13(新栄商店街内)

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