ハタラク可能性、発掘会議|OOKABE GLASS株式会社

ハタラク可能性、発掘会議
パンフレットでは掲載できなかった内容も
プラスした増補版
ハタラク可能性、発掘会議
社員一人ひとりが
未知の能力を発揮するためのリーダーシップ
ハタラク可能性、発掘会議
大壁
「今回は、OOKABEグループで働く心構えや、社員の成長のためにリーダーがどんな伴走をしているかについて、就職希望の方々に伝えたいという思いから、各部署のリーダーに集まってもらいました。
新卒でも中途採用でも、ほとんどの方はガラスのオンライン販売という分野は未経験で、不安な状態で入社されると思います。そこで、私が最初に行うリードは、面談で性格や意志などを伺いながら、各個人の能力に適した部署への配属をお示しすることだと思っています。その後、実際に配属部署で仕事をしてみて、チームのリーダーたちが各個人の能力を最大限に引き出すために伴走をしていきます。
改めて、みなさんが実際にどのようにリードすることを心がけているか共有したいと思います。では、まずはカスタマーサービス部の鳥山さんからいかがでしょう」
鳥山
「お客様の相談窓口となるカスタマーサービス部は、電話・メール・サポートの3つに分けられています。その中から個人に合ったチームに配属され、ステップアップできるように構成されています。当然ながら人によって得意・不得意があるので、困っていることがあればチーム内でコミュニケーションをとり、意見交換を行います。気軽に声を掛け合い、お互いに仕事がしやすいチームづくりを心がけていますね。
配属された当初、『ありがとうございます』をうまく言えなかった社員が、きちんと言えるようになっていく姿を見て、チームの中で人は成長するんだなと感じています」
ハタラク可能性、発掘会議
伊井
「購買部は、注文のあった商品を仕入れるために、仕入先メーカーとのやり取りが主なお仕事です。カスタマーサービス部の業務をサポートするために専門的な知識も必要ですし、メーカーの立場を敬うやさしさも不可欠です。
最初からできる人はほとんどいませんが、まずは売れ筋商品から担当すること。カスタマーサービス部との連携も含め、さまざまな商品の仕入れを経験し、積み重ねて覚えていきます」
大壁
「社員のAさんは、最初にカスタマーサービス部に配属されてから購買部に異動しましたよね。その後、どのような成長や変化が見られましたか?」
伊井
「お客様のお悩みやご要望を生の声で聴いてきたカスタマーサービス部での経験があることで、お客様の気持ちに寄り添う力があり、仕入れ先や施工会社とのコミュニケーション能力の成長も早かったと思います。
今後の課題は、仕入先や施工会社やり取りの工数をさらに減らすことと、お客様からイレギュラーな質問がきた時の対応ですね。一人では判断が難しい時もありますが、積極的に相談をしてもらい、サポートをしながら経験を積んでいる段階です」
後藤
「僕は、ガラスのカット加工や梱包を行う出荷部に中途採用で配属されました。中途なので加工などの技術は先輩方には敵わない。だから、『じゃあ自分は何ができるのか?』を考え、チームに目を向け始めました。
出荷部は個性的な人が多く、考え方はさまざまです。そんな方々がいつの間にか自然とチームになるためにはどうしたら良いかを考えています。そして、チーム全体が良い方向へ進むように、個性に合わせて言い方を変えたり、伝えるタイミングを考えたり、指示を工夫しています」
大壁
「後藤さんのチーム全体を動かすスキル、個人に合わせて対応するスキルは、“人事”に適してますね!」
橋本
「この会議の中でも、個人の能力を見極めて配属を考えてしまうのは大壁会長ならではですね(笑)。
今の3名はオンラインストアのお客様との関わりが深い部署でしたが、FPECはクライアント企業とのやり取りがメインですよね?」
ハタラク可能性、発掘会議
小原
「FPECのお仕事は、クライアント企業のブランディング。そのためのECサイト企画やディレクションが主な業務です。ビジュアルやUIなど感覚的な提案をすることが多いので、現場で経験を積みながら、リーダーがサポートをする形をとっています。
提案の流れはさまざまですが、例えば『緑色が良い』という先方の希望に対し、客観的に見た結果『青色の方が似合いますよ』とご提案する場合があります。そして、双方の意見を調整して、『最高のエメラルド色を見つける』というような流れで進みます。
難しそうに感じるかもしれませんが、異業種から未経験で配属された方もいます。まずは自由にお客様の良い部分を感じてもらうことからスタートし、サポートしながら企画や提案に繋げています」
橋本
「ディレクションを行っているBさんは、最初は別の配属からスタートされたと伺いました」
小原
「そうです。Bさんは、出荷部に応募して入社されたのですが、面談などを通じてカメラマンとして配属されました。その後、当社新規サイトのディレクションを担当したことをきっかけに、FPECでディレクターを務めるようになったんです。前職では農機具の営業をされていたと聞いて、仕事の幅に本当に驚きました。大壁会長は、どのようなことがきっかけでBさんの配属先を決められたのですか?」
大壁
「Bさんは営業をされていたこともあって、コミュニケーションスキルがとても高かったんですよ。素直に相手の意見を聞けたり、わからないことを質問できたり、指示をこなすのではなく課題に対して自主的に向き合うスキルをすでに持っていると感じました。FPECでは、クライアント企業と対話し、物事を感じることが重要なので、そういう基本的な素質を見て配属を決めました」
ハタラク可能性、発掘会議
岩﨑
「指示をこなす力と、課題に向き合う力の見極めは大事ですね。マーケティング部では、ECサイトのデザイン・システム制作やブラッシュアップを行っています。仕事の過程の中で、他の部署も実践していることだと思いますが、単純な作業ばかりではなく、あえてちょっと負荷のかかるような課題を出して、それぞれに考えてもらうことがあります。課題に対して工夫をしたり努力をしたりすることで、仕事を通じて成長できる機会になっていると思います」
大壁
「新入社員や中途で入ってきた社員のみなさんは、仕事や課題に向き合う中で迷いや不安を感じる時もあると思いますが、自分だけで解決できない場合には、会社側がリードをして解決策を講じ、補填する役割を担っています。安心して働くことができ、個人が能力を発揮する会社において、リーダーの役割で重要なことは、一人ひとりに適した配属の見極めと課題の示し方だと考えています。
橋本さんは、最初にカスタマーサービス部に配属されてから4年で役員を任されるという、個人の能力が開花したいい例ですね」
橋本
「私自身、こんな短期間で役員を任されるとは想像していませんでした。でも入社して様々なことにチャレンジする機会をいただいて、自分では気付いていなかった得意やスキルが見つかったことは、当社のリードのおかげだと思っています」
大壁
「自分では価値を見出せていない能力は必ずあると思います。そこを見極め、個人も会社も成長していきたいですね」
スキルとしての素直さと、
相手に対して誠実な人。
大壁
「人の成長について常に考えていて、1つ仮説があります。これから新たに社会人として働き始める人が、仕事を通じて、できなかったことができるようになったり成長したりできるのは、“素直”な心を持っているからだということです。これは『何でも言われたことを、ただやる』人とは違い、仕事のプロセスや意味を理解し、心から受け入れて仕事に臨む姿勢です。なぜやらなければいけないのか?という疑問を感じた場合、納得がいくまで話し合うことも“素直”の一例だと思います」
岩﨑
「“素直”さは確かに大事ですね。私たちの仕事は、お客様がいらっしゃることから始まります。相手のためにどうすれば良いだろうか?と心から考えることができれば、自然と“素直”になれると思いますね」
ハタラク可能性、発掘会議
小原
「FPECではFWI(福井県若者情報発信局)というコミュニティ事業に取り組んでおり、アプリやイベントの企画運営を通じて若い世代と深く関わっています。
今の“素直”という言葉を10~20代に伝わるようにすると『嘘をつかない・ごまかさない』と言い換えるとわかりやすいかもしれないですね。トラブルがあったり、不安を抱えている時でも、上司やチームのメンバーと嘘がなくやり取りできていれば、気持ちよく仕事が進められると感じています」
橋本
「私が担当する総務管理部は、経理や労務など、未来のために会社全体を管理する専門員のチームです。だからこそ、各部署の状況、社員から挙げられた課題、一緒に歩を進める外部からの意見やデータを“素直”に取り入れることが基本ですね。各部署や会社全体、さらに外部の協力店も含めると、当社はさまざまなチームによって成り立っています。チームではあらゆる意見が交わされるからこそ、“素直さ”が必要ですね」
ハタラク可能性、発掘会議
岩﨑
「マーケティング部もチームでの業務が基本です。制作メンバーの意見に“素直”に耳を傾けないと、仕事が完結しない仕組みになっています。また、自分の部署だけに凝り固まらず、他の部署の意見を聞くことも大事にしています。
自分のやっていることって冷静に判断しにくいので、客観的な意見には気づきがとても多いです。その中から、ポジティブな意見は積極的に共有するようにもしています。部署やチームが多く、職種の幅が広いからこそ、自分の考えだけにとらわれずに仕事に向き合え、個人の成長に繋がっていると思います」
大壁
「各部署の話を聞くと、改めて“素直”であることは仕事をする上で大切なことだと感じました。経験の浅いうちは何がわからないのかすら掴めない状況でも、会社で行う仕事に心から身を置けるようになり、時間をかけて“素直”になっていく。もしかすると、“素直”というのは単に性格や素質ではなく、仕事の仕方を覚えていくのと同じように、身につけていくスキルの1つなのかもしれないですね」
岩﨑
「『“素直”はスキル』という捉え方はOOKABEグループらしいですね。もう少し深掘りすると、自分に対して“素直”であることが最初のステップ。その上で相手に対しても“素直”に行動ができると、“誠実”へとスキルアップするのかもしれません」
ハタラク可能性、発掘会議
鳥山
「スキルアップを目的として設けたものではないと思いますが、当社には社員が気軽にオンラインで疑問や意見を書き込める場所が設けられていますよね。ふとした気持ちや素朴な疑問を伝えるという日課は、社員一人ひとりが“素直”な姿勢をスキルとして伸ばす訓練にもなっているのかなと今のお話を聞いて感じました」
大壁
「そのような“素直”を伸ばす場所や仕組みを準備することも、会社の役割ですね。FWI(福井県若者情報発信局)などの、新事業への取り組みはその1つです。新たな事業への挑戦は、新たなスキルを開拓するきっかけになります。人は、部署や担当が変わるだけで、飛躍的に成長する場合もあります。人の可能性を諦めずに、場所や仕組みを作っていきたいですね」
ハタラク可能性、発掘会議
橋本
「仕組みづくりは当社の強みですね。課題発見がなにより大好きな会社ですし(笑)。仕事をする中でミスが起きても、それは課題発見のチャンス。同じようなことが起こらない仕組みを考えることに注力するのもOOKABEグループの特徴だと思います」
鳥山
「ミスをしたとしても、“誠実”な行動の上であれば怒られることも責任をとらされることもないので、働く環境としても安心だと思います」
橋本
「話は広がりましたが、働くキーワードとして見えてきたのは“素直”と“誠実”ですね。この2つに向き合うことができれば、風通しがよく働きやすい会社だと思います。男女問わずいろいろな職種やリーダー職にもチャレンジできるので、ぜひ、ご応募いただきたいですね」
ハタラク可能性、発掘会議
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